【初回投稿:2022年8月】
【最終訪問:2022年7月】
子供達が夏休みに入った7月下旬、大樹町のカムイコタン公園キャンプ場を訪れました。
2022年の7月は3連休もあったのですが、天気が芳しくなくてなかなかキャンプに行くことができずにいたので、2週間ぶりのキャンプ!
カムイコタン公園キャンプ場といえばクワガタ!クワガタ好きな我が家はわくわくしながらの出撃でした!
気温もやっと夏らしくなってきたので、川遊びができることも嬉しいポイントでした!
ただ、7月下旬という季節柄、虫が多めだったのが私にはつらかったです…というわけで、虫情報等も併せながら紹介いたしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
カムイコタン公園キャンプ場 概要
カムイコタン公園キャンプ場は、奇岩奇勝の地カムイコタンにある、清流と森に囲まれたキャンプ場です。
公式サイト
公式サイト親切度 ★☆☆☆
基本情報は掲載されていますが、ABCサイトの位置関係などが少し分かり辛いです。場内の様子も伝わらないのではないかな?と思います。
所在
〒089-2261 広尾郡大樹町尾田217-3 地先
札幌中心部からは、道東自動車道経由で帯広広尾自動車道に入り、中札内IC下りてから一般道を通り、3時間半ほどです。
十勝の海側は札幌からはアクセスがあまり良くないな、というのが個人的見解です。オホーツクに出るよりも遠く感じてしまいます。
利用期間と時間
利用期間
6月上旬~9月下旬
利用時間
チェックイン 12:00~17:30
チェックアウト ~10:00
料金体系
一人に付き 600円(中学生以下無料)
予約方法
予約は電話のみで受付けています。
繁忙期以外の平日は役場、それ以外は直接キャンプ場の管理棟にて受付けてくれますが、かなり細かく設定が分かれていますので、公式サイトにてご確認ください。
繁忙期及びそれ以外の土日祝
電話番号 1558-7-5623
受付時間 8:30~15:30
繁忙期以外の平日
電話番号 01558-6-2114
受付時間 8:30~17:00
カムイコタン公園キャンプ場 設備とルール
ここでは、カムイコタン公園キャンプ場の場内の様子やその他ルールなどを紹介します。
全体図
カムイコタン公園キャンプ場は、セミオートサイトのAサイト、Cサイトと、オートサイトのBサイトの3種類のサイトがあります。
パンフレットの全体図はこちら。新型コロナウイルス対策で×印のサイトが設営不可となっています。また、パンフレットが古いので、現状と少し変わっている部分もありました。
Cサイトのトイレは現状は駐車場となっており、その位置が絶妙で使い勝手がよくなっています。
受付(管理棟)
受付時には、まず駐車場に車を進入させます。
キャンプ場の看板側(写真手前側)から入場してしまうと駐車場には入れないのでご注意ください。
駐車場に入場し右奥にあるのが管理棟です。
受付は1組づつ管理棟で行います。申込用紙に個人情報を記入のうえ、トイレットペーパーひと巻とゴミ袋を受け取ります。このトイレットペーパー、トイレに持参する用にもらえるのですが、ものすごく親切だなぁと思いました!
ゴミステーション
カムイコタン公園キャンプ場では、受付時にゴミ袋が配布され、分別をすればゴミの回収をしてくれます。
回収時間は時期によって異なりますので、受付時に渡されるプリントに記載されている時間を厳守し、また分別もしっかり行いましょう。
Aサイト
Aサイトは、管理棟と道を挟んだ位置に独立する形であり、カムイコタン公園キャンプ場唯一のペット利用可サイトです。
歴舟川沿いに立地していますが、サイトから川はあまり見えませんし、川に直接降りることもできません。ただし、川音だけは聞こえていました。
サイトは芝生で、所々土が見えている状態で、なかなかの林間サイトです。
サイトによってはほぼオートサイトのように使用できます。
炊事棟と大型のトイレもありましたが、私が訪れた時は私の他に人がいなくて、何かあった時のために(主に虫問題)近づくのは自粛しました…
Bサイト
Bサイトはカムイコタン公園キャンプ場唯一のオートサイトとなっています。
オートサイトは、どのサイトも比較的ゆったりとしたスペースが取られています。
道路側(①~④)と森側(⑤~⑨)、それにCサイトへ続く道側(⑩~⑫)と、大体わかれていますが、それよりなにより注意しなければならないのは街灯の存在です。
この街灯がLEDではないため、私が訪れた7月下旬は灯りに集まる虫たちの羽音がうるさいほどでした。
そのため、サイト②と⑪にテントを張ると、夜にちょっとタープ下で焚き火でも、と思ったらしんどい気がします。虫嫌いな人でなければ大丈夫なのかもしれませんが…
また、今回私は森側のサイトに入ったのですが、車を停めた瞬間から車が蜘蛛の巣だらけになりました。本当に一瞬で蜘蛛が巣を作ります。
そして、夜テントに灯りを入れると、メッシュをしっかりしていてもランタン周りが羽根蟻で真っ黒になってしまいます。
「どこから湧いてきた?」の羽根蟻も怖いけど、私がもっと怖かったのは、ずばり!「おすだけベーブ」!!
本当にワンプッシュであんなにわんさか集まっていた羽根蟻がポトリポトリと地面に落ちて行って、最終的に誰もいなくなりました…マジ怖い。本当に使って大丈夫なやつなの???人体に影響ないわけ??
効果すごいから使いますけども!!!
オートサイトは全部で12サイトあります。ここでいくつかのサイトを紹介します。
道路側のサイトは広々とつかえて、森から離れているので虫も少なめですが、木陰がないので夏の暑い時期は直射日光を遮るタープなどが欲しいところです。
森側は虫多めなので、夏場は注意が必要です。
半面、私は今回かなり暑い日に利用しましたが、木々に日光が遮られて、そんなに暑さを感じずに過ごすことができましたよ!
Cサイトへ続く道側のサイトも広く取られていて、また川へ出るアクセスも良いです。
ただし、街灯の影響で11番サイトは虫が気になるかも知れません。虫が多い夏場はCサイトへ続く道に向かってリビング設営した方が良いでしょう。
トイレ
ちなみに街灯はトイレ横にも存在します。
夜にトイレに行くことを躊躇します。むしろ行けません。扉を開けることが困難です。(私調べ)
男子トイレ側に街灯があるため、朝になっても男子トイレ側は蛾が扉に残っていて、子供達はなかなか中に入れませんでした。
意外に中は綺麗にされていて、利用に全く不便はありませんでした。ただし、洋式がひとつ、和式がひとつのみでBサイト、Cサイト両方をまかなっているので多少込み合う時間帯があるかも知れません。
炊事場
炊事場は一般的な普通の炊事場です。虫も炊事場はそんなに気になりませんでした。
Cサイト
Cサイトは川の側にあり、一番人気のサイトです。
すぐ目の前を歴舟川が流れていて、川の流れを聞きながらキャンプをすることができます。
サイトには駐車場が3ヶ所あり、どの個別サイトからも近いのでセミオートですがそんなに負担にはならないと思います。
ただし、街灯がない上に、トイレや炊事場を使用する際はBサイトまで行かないといけないのがネックです。
こちらも少しだけサイトを個別に紹介します。
Cサイトは混みあっており、連泊の方も多かったので川沿いのサイトは撮影できなかったのが残念…
川に面しているサイトでも33番以外は雑草が長く伸びていて、すっきり川が見渡せなさそうでした。18番あたりは完全に見えない状態です。
川に面していないサイトも、川まではもちろんすぐなので、川遊びをするにはもってこいです。
2022年度はコロナウイルス対策で閉鎖サイトがあるので広々と使用できていますが、これがすべて開放となれば、すこし狭いと感じるかも知れません。
26番と30番の間にあるサークルではバーベキューをしていましたよ!上手に使えばグループキャンプも楽しめるのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
カムイコタン公園キャンプ場は、大自然に囲まれた、川遊びや昆虫採集が楽しめる夏休み中の子連れに嬉しいキャンプ場でした!
ただし、
- 半面虫が多すぎて苦手な人にはきつい
- 特に夜のトイレは蛾がすさまじい!
- 遊具がない(アスレチックも現在はなし)
- Cサイトはトイレや炊事場が遠く感じる
と、主に夏場の利用の際に虫関係のデメリットがあります。
もちろん、虫が多いというデメリットは、それがそのまま昆虫採集についてはメリットになります。
我が家は今まで見たことの無いような大きなカブトムシを見つけました!北海道は昔はカブトムシがいなかったので、道央ではあまり見かけないので子供達は大喜びでしたよ!
(カブトは飛ぶ音が煩いから、と、夫は持ち帰らずにチェックアウト時に放したのですが、写真を撮らなかったのが悔やまれます…)
その他にも、
- 素晴らしい清流で水遊びができる
- 中学生以下無料でファミリーには嬉しい価格設定
- チェックインは管理人がいるときに受付をすればいつ入場しても良い(夜中でも)
- ゴミを無料で幅広く受けれてくれる
- Aサイトのみだがペット可
と、メリットはたくさんあって、夏休みのキャンプ場選びの候補には十分にランクインするのではないでしょうか?
補足としては、デメリットであげた遊具については、車で20分ほどのところに忠類の道の駅があり(無料キャンプ場もあります!)、そこに遊具や滑り台付の屋外プールがありますので、気軽に出かけられます。
また、値段が安くチェックイン時間が緩いので、グループキャンプ利用をされやすい環境かな~?とも思うので、ウェイ系と重なってしまうとしんどいかもしれません。
以上がカムイコタン公園キャンプ場の紹介でした。
虫が得意なパパがいれば、とても楽しい夏キャンプができると思いますので、ぜひ訪れてみてくださいね。
ちなみに我が家はトイレ問題が厳しいので、宿泊は厳しいかな~という印象で、「昆虫採取に立ち寄りたいキャンプ場」という位置付けとなりました…!!
本記事は、私が訪れた時点での当該施設の情報を私見を交えて執筆したものです。情報が古かったり、あるいは勘違い等により現在の情報とは相違がある場合もございますので、最新の情報を必ず公式サイトあるいはお電話で確認の上利用してくださいますようお願いいたします。
また、プライバシーには十分に注意をして執筆をしているつもりですが、不都合等ございましたらお手数ですがお問い合わせフォームもしくはTwitterにてご連絡いただきたく、重ねてお願いいたします。
はじめまして
40代、娘を強制的にキャンプに連れて行ってる者です笑
事細かく詳細凄く助かります(*´ω`*)
私の行ったことのないキャンプ場ばかりなので、今度キャンプしながら夜にマッタリと読んでみようと思います(*^^*)
コメントありがとうございます!
うちも最近はキャンプに行きたがらなくなってほぼ無理矢理連れて行くときもあります笑!
参考にしていただけて嬉しいです(*^^*)
是非時間あるときにまったりご覧になってくださいませ~♡