【初回投稿:2020年8月】
【最終訪問:2022年6月】
2022年、自身2回目となる日高沙流川オートキャンプ場を訪れました。
前回はなんとなく思いっきり楽しめず終えたので、リベンジを兼ねての訪問ですが、残念ながらまたも天候がすぐれず…
地形的に天気が不安定な場所なんだな、という気付きもあり、それなりに納得ができた今回のキャンプでした!
「雨キャンプはしない」がモットーの我が家ですが、強烈な土砂降りの中のキャンプで、かなり思い出に残るものになりましたよ!
日高沙流川オートキャンプ場は、自然なのかで自然の遊びが思いっきりできる、評判通り子供の楽しめる素敵なキャンプ場でしたので、本記事では場内の様子などを詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください!
日高沙流川オートキャンプ場
日高沙流川オートキャンプ場は、日高山脈のふもとにある、春の桜から秋のもみじまで季節を楽しむことのできる大自然の中のキャンプ場です。
公式サイト
公式サイト親切度 ★☆☆☆
公営のキャンプ場なので、公式サイトから得られる情報は基本的なものとなっています。かわりに公式Twitterさんがフリーサイトの状況などをつぶやいてくれています。予約状況は日々更新されているので参考になります!
所在
〒055-2315 北海道沙流郡日高町富岡
道東道占冠ICから20分程度で到着します。札幌市中心部からだと1時間半~2時間といったところです。
高速道路を降りるとキャンプ場までの経路に町の中心部がありますので、買い物を現地で使用と思っている方も安心ですよ!
利用期間と時間
北海道の他のキャンプ場同様、例年キャンプ場の利用時期はゴールデンウィーク頃から10月頃になっています。
ゴールデンウィークやお盆時期等はチェックインの時間を前倒しして対応する場合もありますので、事前にご確認ください。
また、チェックインが18時を過ぎる場合は、事前に管理棟まで連絡をするようにしましょう。
利用期間
4月下旬~10月中旬
利用時間
チェックイン 13時
チェックアウト 11時
料金体系
料金は施設利用料とそれぞれのサイトの利用料の合計となります。
施設利用料
小学生以上 ひとり100円
利用料金
日高沙流川オートキャンプ場には、オートサイトをはじめバンガローなどいろいろな種類のサイトがあります。
バンガローA | 4,500円 |
バンガローB | 5,700円 |
オートサイトA | 2,500円 |
オートサイトB | 1,900円 |
電源サイト | 3,000円 |
オートサイトC(ペット可) | 1,300円 |
フリーサイト(大) | 700円 |
フリーサイト(中) | 400円 |
フリーサイト(小) | 100円 |
デイキャンプ
日高沙流川オートキャンプ場のチェックアウトは11時ですが、2022年に私が宿泊した際、宿泊料金を払うつもりで延長を申し出たところ、電源サイトの延長だったのにもかかわらず、フリーサイト料金の700円+施設利用料で利用させてもらえました。
実際どのような規定になっているか不明ですが、この料金で17時まで延長できるのはとてもありがたかったです!
予約方法
- 受付時間 9時~16時
- 受付電話番号 01457-6-2922(管理棟)
フリーサイト以外は予約が必要となり、2022年現在は電話のみ対応しています。
例年電話予約が4月上旬からはじまりますが、電話回線は1回線のみとなっており、予約開始日から数日は電話がつながりにくい状態が続きます。また、シーズン中の午前中は清掃作業等により管理棟内はスタッフ不在となっていますのでご注意ください。
日高沙流川オートキャンプ場 設備とルール
こちらでは日高沙流川オートキャンプ場の設備やサイト状況、併せてそれぞれのルールなどの情報を紹介します。
管理棟
可愛いとんがり屋根の管理棟です。
フリーサイトの整理券を配布するほど混雑すると事前に聞いていましたが、2020年も、2022年も、私が訪れた13時頃には行列はなく、スムーズに受付することができました。
売店は併設されておらず、薪と炭が販売されていました。繁忙期には移動販売車も立ち寄るらしいですが、私が訪れた時は残念ながら遭遇できませんでした。
トイレ
トイレはオートサイト側に2棟、フリーサイト側に大きめのものが1棟あります。
特別に綺麗!ということはありませんが、扉もしっかりあって、夜間でも虫に悩まされることはありませんでした。
オートサイト側トイレはどちらも同じ作りになっています。
洋式がふたつと和式がふたつの合計4つの個室がありました。機能付き便座ではありませんが、お子様が利用する時も安心安全な子供用便座もついていましたよ。
フリーサイト側は、オートサイトC、バンガローA、フリーサイトで使うことになるので、オートサイト側よりも大きい建物になっています。
中の個室なども多めになっていました!キャンプ場の収容人数が多いので、トイレ棟は混むこともありましたが、行列ができるということはありませんでしたよ。
また、管理棟にもトイレがひとつ設置されています。
炊事棟
炊事棟は場内に4棟あります。
時間帯によってはやはり食材などが散見されますが、こちらも通常のキャンプ場の一般的な炊事棟といったところです。
蛇口の側に洗ったものなどを置けるスペースが広くとられていて使いやすいです!
私が訪れた2020年は、新型コロナウィルス対策のために蛇口はひとつ置きに×印の札がかけられていて、使用できないようになっていました。
2022年の訪問時は、石鹸がなくなっており、蛇口はすべて使えるようになっていました!
クリーンステーション
日高沙流川オートキャンプ場では、クリーンステーションでペットボトル、瓶、発泡スチロール以外のゴミを引き取ってくれるのでとても助かります!
燃やせるゴミは倉庫内に捨てることになっているので、臭いやカラス対策になっています。
画像を見てもらえばわかるように、指定袋もありません。このような運営をしてくださっているキャンプ場に感謝し、利用者同士しっかり分別をして気持ちよく利用したいですね。
ガス缶や焼き網まで回収してくれるのはとても嬉しいです!
炭捨て場はクリーンステーション以外にも各所に置かれています。
キャンプサイト
日高沙流川オートキャンプ場は、敷地がとても広く、オートサイトのサイト数だけでも100サイトほどあります。ご自身のキャンプスタイルにピッタリのサイトが必ず見つかりますよ!
全体図
こちらはグーグルマップ。グーグルマップで見た方が広さがわかりますね!
バンガロー
バンガローはフリーサイトを南側から囲むように2種類合計13棟(4~5名用)あります。
皆さんバンガローの前にタープやテントを張って、バーベキューを楽しんでいましたよ!フリーサイトに隣接しているので、フリーサイト利用と併せてグループでテント泊とバンガロー泊に分かれても使えそうです。
バンガローの種類は、トイレ・流し台が付いているバンガローB(全体図内の赤いバンガロー)と、付いていないバンガローAの2種類で、バンガローBはトイレ付きの上に2棟しかないので、まずはこちらから予約が埋まっていく状態になっています。
フリーサイト
日高沙流川オートキャンプ場で唯一予約不要のフリーサイトは100張ものテントを収容できる広さ!
搬入時は近くの道路まで車の進入可なので、リヤカーの備え付けはありません。バイクはテント側に駐車しておけるようで、ずっと横付けしているバイカーさんがたくさんいましたよ!
予約が必要ないので、朝の天気を見てから「キャンプに行きたい!」と思った時にも気軽に利用できるのが嬉しいですね!
オートサイト
オートサイトへは、駐車場横を通り、大規模なドックランを右手に見ながら進みます。
赤い矢印に沿って進みます。
オートサイトC
まずみえてくるのは、ペット可のオートサイトC(ワンワンサイト)です。もちろんペットがいなくても利用できますよ。
オートサイトCは区画割りがされていないので、好きな場所に設営できるのが嬉しいですね。
電源サイト側は子供達が川遊びをしていて混雑しているので、沙流川に川釣りに出るにはこちらのサイトがおすすめです!
オートサイトA
次に見えてくるのはオートサイトA(キャンピングカーサイト)です。
オートサイトAは車両が2台停められますが、サイト自体は特別広いわけではない印象です。
№9サイトの裏の小川には橋が設置されていて、子供がアスレチック広場にすぐにアクセスできるので便利な反面、他のサイトの子供がこの橋を利用することもあるので、気になるかも知れません。
オートサイトB
オートサイトBはサイトの広さがまちまちですが、電源なしのサイトは大型サイトでも広々と使えるサイトもたくさんあって、雰囲気がとっても良かったです。
場内は広々としたサイトにふかふかの芝生で、気持ちよく使えそうでしたよ!こちらもいくつかのサイトを紹介します。
№33、35、36番は段差があるので大型テントを利用する際は避けた方が良いかも知れません。
裏が山になっているサイトよりも、№45のような内側のサイトの方が広々と使えるように感じました。
オートサイトB(電源有)
一方、電源付きサイトの中には大型テントを設営するには少し狭さを感じるサイトもあり、サイトによっては大型テントを設営できません。
ここは広さがしっかりありました!
個人的には61番と63番はすこし狭く感じました。実際に私が利用した61番は、カマボコテントを設営した際にはペグがサイトをはみ出してしまうほどでした。
じゃぷじゃぷ池側にも電源サイトが並んでいます。
やっぱり便利な電源サイト!鍵はチェックイン時にもらえます。
沙流川
日高沙流川オートキャンプ場はその名の通りキャンプ場に沿って沙流川が流れています。
電源サイト側から川に降りられますが、獣道のようになっていて小さなお子さんには十分注意して遊びましょう!とても危険です。
沙流川は本格的な釣りもできるので、早朝にはしっかりした装備の釣り人がキャンプ場に戻ってくる様子も散見されました。釣り好きなパパにも嬉しいですね!
電源サイト側は暑い時期は家族連れで賑わっているので、釣りをするのであればオートサイトC側から川に降り、上流に向かう方が良いでしょう。
じゃぷじゃぷ池
まだ沙流川で遊ばせるのは少し心配だな、というお子さんにはオートサイト中央にじゃぶじゃぶ池がありますよ!
小さな流れもあり、水も綺麗で、暑い日には安心して遊ばせることができるのが嬉しいですね!
じゃぷじゃぷ池をがらっと見渡せるサイトもありますので、小さなお子さんがいるファミリーキャンパーはじゃぶじゃぶ池のそばのサイトを予約しても良いかもしれません。
【追記】
2022年6月に利用した際には、小さな子供を遊ばせるには躊躇してしまうような状態になっていました。時期的なものなのか?
アスレチック遊具
フリーサイトとオートサイトABの中間にはアスレチック遊具があります。
色々な種類のアスレチック遊具がぐるりと設置してあり、暗くなるころまで子供達がひっきりなしに遊んでいましたよ!
また、未就学児まで遊べるような遊具が管理棟横にもありました。
ドッグラン
私は犬を飼っていないのでイメージですが、かなり大きなドッグランがあります。
バーベキューコーナー
管理棟裏側に、予約制で利用できる、収容人数最大60人の大型バーベキューコーナーがあります。
日帰り利用の場合は、施設利用料の小学生以上ひとり100円で利用できますよ!
その他ルール
チェックイン時にわたされるプリントに、各種ルールが記載されていますので確認の上利用しましょう!
花火は指定場所でするように場内アナウンスが何度もされていましたが、私が利用したオートサイトでは気にせずサイトで花火をしている人がたくさんいて残念でした。
せっかくの楽しいキャンプですから、決められたルールをしっかり守って、自分自身も周囲の利用者も気持ちよく過ごせるように心掛けたいですね!
日高沙流川オートキャンプ場 周辺情報
日高沙流川オートキャンプ場は市街地からすぐ側の立地なので、スーパーやコンビニ、飲食店なども揃っているので安心です。
道の駅 樹海ロード日高
道の駅には、地元の野菜が並んでいたり、薪も売っていました。
セイコーマート
道の駅の隣のセイコーマートは、さすがキャンプ場最寄りという品揃え。
ホットシェフがあるのも地味に嬉しいポイントです!
沙流川温泉 ひだか高原荘
キャンプ場から徒歩で行けるのが嬉しいひだか高原荘。
ただし、フリーサイトはともかく、オートサイトABからだと少し距離があるのでご注意ください。
利用料金
大人 | 500円 |
中学生 | 300円 |
小学生 | 200円 |
未就学児 | 無料 |
まとめ
日高沙流川オートキャンプ場は、大人気な理由がわかる気持ちの良いキャンプ場でした。
同じオートサイトでも、各サイトによって広さに差があるので、大型テント所有の方は早めの予約で受付時にサイト指定をした方が良いでしょう。
にぎやかな場内だというイメージですが、オートサイトBを選べばサイトにゆとりがあり、大人だけでまったり過ごすこともできるので、色々なキャンプスタイルに対応できるのではないでしょうか?
子供達は水遊びをし、アスレチックでも遊び、とにかく広い敷地内をあちこち飛び回って汗だくになりながら楽しく過ごせていましたよ!
私が訪れた2020年度、2022年度は新型コロナウィルスの影響で利用が休止されていましたが、子供たちに大人気のおもしろ自転車の貸し出しや、ピザ窯でのピザ焼き体験などもできるそうなので、また次回を楽しみにしていきたいと思います。
次は人気で予約を取るのが難しいだろうけど、トイレ付きのバンガローBにも宿泊してみたいです!
山に囲まれているために天候が不安定なので、私は2回行ってどちらも雨に降られて星空を見ることができなかったので、リベンジしたいと思います。
是非皆さんもお子さんと一緒におもいきり遊べる日高沙流川オートキャンプ場を訪れてみてくださいね!
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