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【千歳翼の杜オートキャンプサイト】迫力満点の飛行機を間近で眺めよう!ペットOK!Wifi完備!【千歳RVパーク】

【初回投稿:2022年4月】
【最終訪問:2022年4月】


長かった北海道の冬もそろそろ終わり、ゴールデンウィークを前にして続々とキャンプ場オープンの知らせが舞い込んできています。

サチ
サチ

そんな中、2022年4月下旬、我が家も今シーズン初キャンプに行って来ました!

実際はキャンプインというより、オフシーズンに購入したタープの試し張り目的の意味が強かったので、近場で良いキャンプ場がないかな?ということで決めたのが、今回お邪魔した千歳市にある【千歳翼の杜オートキャンプサイト】です。

我が家のスタイルだとシーズン中なら選ぶことのないタイプのキャンプ場でしたが、子供達は間近に見られる飛行機に大興奮で、オープンして間もないので施設も新しく、子連れにも気軽に楽しめるキャンプ場でした。

本記事では、子連れ目線でキャンプ場内や周辺情報を詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

千歳翼の杜オートキャンプサイトは、2020年に新千歳空港にほど近い大型駐車場の一角にオープンした、RVパークを兼ねた通年営業のキャンプ場です。

公式サイト

HTS 北海道観光ステーション

公式サイト親切度 ★★☆☆

公式サイトで十分に情報を得ることができますが、詳しい場内の様子などは公開されていないので、イメージをつかみにくいです。

所在

〒066-0019 千歳市流通3丁目4-1

道央自動車道千歳ICや道東自動車道千歳東ICから10分程度、また、国道36号線からもほど近く、特に道央圏連絡道路の国道337号はキャンプ場のすぐわきを通っているので、ご自宅の場所によってはかなりスムーズにアクセスできるのではないでしょうか?

新千歳空港側の各レンタカー会社からは目と鼻の先という立地ですので、北海道旅行の際の拠点としても利用できそうですね。

利用期間と時間

利用期間

通年営業

利用時間

チェックイン 14時~17時
チェックアウト 10時まで

料金体系

千歳翼の杜オートキャンプサイトにはトレーラー付きキャンプサイト2区画とオートキャンプサイト6区画があります。

トレーラー付きキャンプサイト(夏季のみ)

キャンピングトレーラーは2種類各1サイトあり、どちらも定員は6名までとなっています。

トレーラー横に車1台の駐車可能で、各サイトに電源、水道があり、嬉しいフリーWi-Fiが完備されています。

AIR Stream

22,000円

Sea Breeze

20,000円

オートキャンプサイト

オートキャンプ区画はテント1張り、車1台分の料金となっており、こちらも各サイトには電源、水道があり、フリーWi-Fiが完備されています。

サイト利用料

3,500円(最大6名まで一律)

追加料金

いずれのサイトも6名を超える場合は以下の料金が加算されます。

高校生以上1,000円
小中学生500円
幼児無料
information

車両が2台以上になる場合はサイト内には駐車できません。1日500円にて隣接するパーキングへ駐車することになるので注意しましょう。

memo

料金はどれも1泊分の記載ですが、2泊すると割引料金が適用になりますので、公式サイトおよび予約サイトにてご確認ください。デイキャンプ設定もあるので利用しやすいですよ!

予約方法

予約はお電話、もしくは公式サイトおよびじゃらんからインターネット予約が可能です。

電話(一般社団法人千歳観光連盟)

0123-24-8818

インターネット

公式サイト HTS北海道観光ステーション
じゃらん 千歳翼の杜オートキャンプサイト

基本的にオートサイトの区画はキャンプ場側で割振りますが、電話での申告や公式サイトの備考欄に記入で予約すると考慮してくれるそうです。

キャンセルポリシー

当日キャンセルまたは無断不泊の場合は100%のキャンセル料がかかります。

千歳翼の杜オートキャンプサイト 設備とルール

駐車場の一角を利用したこじんまりとしたキャンプサイトなので、場内で迷うこともありません。2020年オープンということでどの施設も新しく、快適に過ごせましたよ!

全体図

googlemapで見ると、まさに「駐車場の一角」といった場所にあります。

入口

キャンプ場に入場するには、まず、新千歳空港寿インター駐車場の入り口から入場します。

寿駐車場入り口

通常通り発券して入場します。ここはあらかじめ知っていないと少し迷ってしまうところかもしれませんのでお気を付けください!

ここで発券してもらった駐車券は受付時に滞在中何度も出入りできる専用の駐車券と交換してもらえます。

受付棟(北海道観光ステーション)

受付は、北海道観光ステーション内にあります。

入口に曲がる際の目印にもなる建物

観光ステーションは、北海道の観光案内所としての機能はもちろん、Wifi完備でワーケーション可能なスペースの提供などもしていますよ!

入り口から入って、観光ステーション前に駐車してから受付をします。

受付はこちら側から入ります
ステーション入口

受付で簡単な説明をしてもらい、支払いをしてチェックインします。支払はカード決済などもできるので便利です!ここで、キャンプ場滞在中に車両に掲示するカードも受け取ります。

Colemanの椅子がキャンプ場らしい

受付でゴミ袋を購入することもできます。

購入できるゴミ袋のセット

1セット300円で、缶・ビン・ペットボトルと、それ以外に分別して捨てることができます。(大型ごみ不可)ゴミはステーション前のデッキに出します。

ステーション前のデッキは広々としている

また、炭捨て場がないので、バーベキューなどを行う場合はここで炭入れも受け取ります。こちらもチェックアウト時にデッキに返します。(時期によってはサイトに設置されているようですが、今回は手渡しされました)

あまり大きくないので炭はしっかり使い切りたい

今回は利用しませんでしたが、混み合っているときはステーション内のトイレも使用することができます。売店という売店はなく、その他、各種レンタル用品についてもこちらで対応してくれます。

トイレ・シャワー棟

トイレ・シャワー棟はさすができたばかりの施設ということもあってとても綺麗でした。

自動販売機も設置されている

手前が男性用、真ん中がユニバーサル、一番奥が女性用です。

洗面にはコンセントはなかった

洗面台での調理や食器洗いは禁止されています。個別サイトの流し台を使用しましょう!

女子用は機能付便座トイレがふたつ

木の香りのするとても綺麗な内装でした。

シャワールームは男女それぞれ2ブース。

こちらも綺麗な設備

今回我が家は利用しませんでしたが、キャンプ場利用者は24時間無料で使用することができます。ブースごとにもちろん施錠できるので安心して利用できますね!

タオルやアメニティー類は設置されていませんので、各自で準備しましょう。

喫煙所

敷地内では喫煙所以外での喫煙は禁止されています。指定の喫煙所はトイレ・シャワー棟横にありますので、そちらを利用しましょう。

トレーラー付きキャンプサイト

千歳翼の杜オートキャンプサイトには、2種類のキャンピングトレーラーが設置されており、宿泊ができます。

共通してオートキャンプサイトと同様、Wifi完備、屋外にも電源コンセント4口、個別上下水道が付いており、天然芝エリアにはテントも設営できるので、トレーラーに子供達が寝て、大人はテントで寝る、のような使い方もできます。

屋外の電源と水道
7m×9mの天然芝エリアも使える

AIR Stream

内装は「和モダン」を基調としたオリジナル仕様
  • 冷暖房完備、上水道、ガスコンロ、冷蔵庫(冷凍庫)、電子レンジ、デロンギ(電気ケトル)、食器セット4名分(コップ、ソーサー、フォーク、スプーン)、消毒液1本、ペーパーボックス(ティッシュ)、消火器、30A迄の電源容量、その他
  • 前方ダブルベッド1、後方2段ベッド1,中央ソファーベッド1
  • ウエルカムウォーター(冷蔵庫内)
  • 寝具はマットレスのみ。シュラフは2,200円でレンタル可

Sea Breeze

内装は古き良き時代を彷彿とさせる オリジナル仕様
  • 冷暖房完備、上水道、ガスコンロ、冷蔵庫(冷凍庫)、電子レンジ、ヤカン、食器セット4名分(コップ、ソーサー、フォーク、スプーン)、ランタン2台、消毒液1本、ペーパーボックス(ティッシュ)、消火器、その他
  • 前方ダブルベッド1、後方2段ベッド1,中央リビング畳1
  • ウエルカムウォーター(冷蔵庫内)
  • 寝具はマットレスのみ。シュラフは2,200円でレンタル可

オートキャンプサイト

オートキャンプサイトは6区画あり、そのうち奥側の7番と8番は高いフェンスがあるのでプライベート感がある作りになっています。

こちらもWifi完備で電源コンセント4口、個別に上下水道有りで、特定のサイトには洗い場がありました。ステーションから距離があってもWifiが快適に使用できましたよ!

高いフェンスに囲まれている7番サイト
3~5番サイトは紐と杭で区切られている

サイト1区画は間口7m×奥行18mで、奥行きは舗装駐車エリア9m、天然芝エリア9mで分かれています。

天然芝は私が訪れた4月下旬はふかふかとまではいきませんでしたが、しっかりと根付いているように見えました。

芝が剥げている箇所もあった

さて、この天然芝サイト7m×9mですが、実際十分な広さはあるものの、今回私が小川張りにチャレンジしようとしたところサイズが足りなくて断念しました。

多分なんですが、芝生とアスファルトがしっかり分かれているので、ちょっとでもガイロープがはみ出せないのが原因ではないのかな、と。大型テントもOKですが、さらにタープは厳しいと思います。

眺望はというと…駐車場です!

夜も明るい駐車場

8番サイトのすぐ目の前は道央圏連絡道路に続く道になっており、またキャンプ場は祝梅大通りに面しているので、かなり遅い時間まで、あるいは途切れのないほど延々と車が行き交い、かなりの騒音です。

7番サイトから道央圏連絡道路を望む
サイトの裏は祝梅大通り

電源はコンセントが4口ありますが、消費電力の大きいものを同時に使用はできません。

水道は、最初元栓が締まっていてどう使うのか迷いましたが、常夜灯の部分をひねると水が出るようになりました。洗い場はついているサイトとついていないサイトがありました。

また、各サイトに立派な薪割り台と思われる切り株が設置されていましたよ!

手前の3番サイトは洗い場がないのが分かる

その他ルール

直火は禁止。手持ち花火は可、打ち上げ花火は禁止。ペット同伴可だが別途利用規約があるので確認のこと(建物内はペット禁止)

千歳翼の杜オートキャンプサイト 周辺情報

千歳翼の杜オートキャンプサイトは、新千歳空港から車で7分、千歳の街からもほど近いため、買い物には苦労しません。また、人気の道の駅サーモンパークや、隣接する水族館を訪れるのも良いですね!

徒歩数分の所にコンビニエンスストアもあり、我が家は朝ごはんをセブンイレブンで調達しました。

スーパーアークス千歳店

最寄りのスーパーのスーパーアークス。道央自動車千歳ICを使ってキャンプ場にくるルートを通る場合は、ルートから外れずに立ち寄れるので便利です。

所在〒066-0017 千歳市日の出1丁目1-66
営業時間10時~22時(日曜のみ9時開店)

サーモンパーク千歳

千歳の人気の道の駅。農産物の直売所やレストラン、LAWSONも併設されているので、一度立ち寄ると何でもそろって便利ですよ!

所在〒066-0028 千歳市花園2丁目4-2
営業時間9時~18時(各店舗によって異なる)

千歳水族館

道の駅に隣接する水族館。時期によってさまざまな体験メニューもあるので、ぜひ事前に確認して出かけてみましょう。

所在〒066-0028 千歳市花園2丁目312
営業時間9時~17時(冬季10時~16時)
入場料大人800円 高校生500円 小中学生300円 幼児無料
公式サイト

まとめ

いかがでしたか?

千歳翼の杜オートキャンプサイトは、駐車場の一角にあるこじんまりとしたキャンプ施設で、遊具もなければ広い広場もありませんが、頭上をひっきりなしに低く飛ぶ飛行機に子供達はおおはしゃぎでした!

まとめとしては、

  • 札幌から近くアクセスしやすい
  • 初心者なので市街地に近いく買い物がしやすいのが安心

という立地的メリットがあり、その上で

  • 飛行機が間近に見えて子供が大喜び!
  • 小規模なので防犯面で安心度が高い
  • 施設が非常に綺麗
  • フリーwifi完備
  • アスファルトで焚き火ができるので安心
  • レンタル用品が充実
  • シャワー無料

などのソフト的要素のメリットがあります!

ただし、

  • 駐車場の中にテントを張っているのでキャンプの風情が全くなし
  • 遊具もなし、広場もなし、車が多いので危険と子連れに厳しい
  • 大型トラックの往来の激しい道路に囲まれているので夜中までずっとうるさい

と、一番大事なキャンプにおける「ときめき」要素が全く無いのが致命的。

というわけで、「大自然とは程遠く、風情なんてものはゼロだけれど、利用目的(今回は結果的に果たせなかったけど、新しいタープの初設営目的)によっては有りと言えば有り」というのが総評。

デイキャンプの場合のみだけでも車両を複数台サイトに停められるようになると、グループでBBQに来やすくなるかもしれないですね。

ただ、メリットにもあるように札幌市内からもアクセスしやすく、小規模で施設が新しいので、初心者の冬キャンプにもぴったりではないかな?と思いました!

サチ
サチ

面が芝生と舗装面なのでドロドロもしないだろうし、次の冬には私もチャレンジしてみようかな?

ちなみに、駐車場の中にあり、子供のボール遊びやフリスビーなどはリスクがあるので、我が家はキャンプ場すぐの普通の住宅街にある公園でキャッチボールをして遊びましたよ!

価格帯は、6名まで一律3,500円で、綺麗な設備に個別水道や電源もついていて、しかもフリーwifiもかなり快適に利用できたので私は適正だと感じました。

キャンプをする意義のようなものを考えずに、初心者が気軽に利用できるという面ではポイントが高いと感じましたので、大迫力の飛行機を見学がてら、皆さんもぜひ一度訪れてみてくださいね!


本記事は、私が訪れた時点での当該施設の情報を私見を交えて執筆したものです。情報が古かったり、あるいは勘違い等により現在の情報とは相違がある場合もございますので、最新の情報を必ず公式サイトあるいはお電話で確認の上利用してくださいますようお願いいたします。

また、プライバシーには十分に注意をして執筆をしているつもりですが、不都合等ございましたらお手数ですがお問い合わせフォームもしくはTwitterにてご連絡いただきたく、重ねてお願いいたします。

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