【初回投稿:2023年6月】
【最終訪問:2023年6月】
2023年6月、新しいテントの試し張りを兼ねて、京極町の京極スリーユーパークキャンプ場を訪れました。
結論から言うと、市街地に近くパークゴルフ場の隣で焚火も禁止で、利用するキャンパーを選ぶキャンプ場でしたが、何と言っても目の前にドでかい羊蹄山を眺めながらのキャンプはまさに至福!
半面、羊蹄山がすっかり見えなくなるとかなり残念です…
それでも、ふかふかの芝生に広々使えるフリーサイト、敷地内には温泉施設があり、トイレも綺麗。徒歩10分弱で道の駅に併設されている遊具にも遊びに行けるので、遊具がないと満足できない我が家の子供達も大満足でした。
本記事では、そんな初心者キャンパーさんにも安心して利用できる京極スリーユーパークキャンプ場について、詳しく間接していきますので、ぜひ最後までお付き合いください!
京極町スリーユーパークキャンプ場 概要
京極スリーユーパークキャンプ場は、京極町にある羊蹄山を一望しながらキャンプを楽しめる、初心者にも安心なキャンプ場です。
公式サイト
公式サイト親切度 ★★★☆
必要十分な情報を京極町の公式サイトから得られます。フリーサイトのみで、複雑なシステムもないので、悩むこともないと思います。
所在
〒044-0131 北海道虻田郡京極町川西68
札幌方面からは中山峠を経由して1時間半ほどです。ニセコ観光を先に済ませる予定であれば、小樽周りの国道5号線経由が便利ですね!
利用期間と時間
利用期間
5月初旬~10月下旬
利用時間
チェックイン 11:00~19:00
チェックアウト 7:00~11:00
料金体系
テント・タープ1張り 500円/泊
予約方法
予約はスリーユーパーク管理棟にて、電話またはFAXで受付けています。
- 電話 0136-42-2189
- FAX 0136-42-2189
FAX予約の際は指定申込書の書式がホームページ上でダウンロードできます。また、午前中は混み合うので予約の電話は午後からのご連絡に協力してくださいとのことです。
京極町スリーユーパークキャンプ場 設備とルール
ここでは、京極町スリーユーパークキャンプ場の場内の様子やその他ルールなどを紹介します。
全体図
キャンプサイトは京極温泉の出入り口から入り、最奥に位置しています。
こちらはGoogleマップ。
喜茂別方面から道道478号線を京極温泉へ右折する時に、道の駅側から来る車が見え辛く、またかなりスピードを出している車が多いので気を付けてください!
管理棟(受付)
受付はパークゴルフ場やテニスコートの受付も兼ねている管理棟となります。売店はありません。
受付で受付用紙に記入して、料金を支払うと注意事項の書かれた紙と許可証をもらえます。
ちなみにこの許可証、翌朝早い時間に管理人さんが回収していくのですが、我々はそのことを知らなくて(きちんと最初にもらう紙に書いてあります)撤収する時に「許可証がない!ない!」と大騒ぎしてしましました…。
トイレ
トイレ棟は別にありますが、管理棟の空いている時間帯はこちらのトイレも使用することができます。
男子トイレも個室は洋式です。
休憩所
パークゴルフやテニスをするお客さんもいらっしゃるので、管理棟の中には休憩所もありました。
駐車場
キャンプ場利用者は専用の駐車場があるので、そちらに駐車します。
キャンプ場側が空いていれば、セミオートキャンプのような感覚で利用できますが、最奥まで行かなければもともとの広さがそんなに大きいわけではないので、あまり苦労せずに荷物の搬入はできます。
管理棟横にリヤカーが設置してあります。
画像では新しいリヤカーしかありませんが、この他に年季の入ったものもありました。搬入時や撤収時にはリヤカーがなくなってしまうこともありました。
トイレ
管理棟のトイレは19時以降使用できなくなるので、キャンプ場のトイレを使用します。
テントを張る位置によっては少し遠く感じるかも知れません。
非常に綺麗に清掃されており、トイレにはうるさい私も気持ちよく利用できました。
が、入り口の電灯がLED化していないようで、夜間から早朝にかけては蛾が集まって来ていました。
炊事場
炊事場も駐車場側にあるので、こちらもテントを張る位置によっては遠く感じます。
朝方はやはり汚くなっているとこもありましたが、普通のキャンプ場の普通の炊事場といったところです。外国語の注意書きがあります。わざわざ外国語で書くということは、外国の方の利用者が多いのでしょうか。
炊事場の片隅に炭捨て場があります。
サイト
サイトは全面ふかふかの芝です!
駐車場横。管理棟に近く便利で、セミオートにできます。半面、人の出入りが気になってしまうのが難点です。
中央部分から管理棟方面を臨む。
ほぼ平坦ですが、若干羊蹄山方面側に向かって登っている気がします。
こちらはトイレ棟の横裏側にかけてのエリア。
羊蹄山は見えませんが、尻別岳が見えていました。そして言うまでもなく、トイレが近いです!
こちらは羊蹄山側の最奥。森側にリビングを向けたらプライベート感が出そうな雰囲気でした。
こちらは管理棟から一番遠いエリア。
ハイシーズンになるとここもテントでいっぱいになります。
ちなみに、個人的にはここは羊蹄山が見えてなんぼだと思っているので、やはり羊蹄山がバーーーーン!と見えるパークゴルフ場寄りのエリアに設営するのがおすすめです。
焚火は禁止です
京極スリーユーパークキャンプ場では焚き火は禁止です!
至る所にこのようなハゲた跡があるので少し悲しくなります。
実はここはグレーな部分があって、管理人さんが何名もいて、「焚き火しても良いですか?」と聞くと「芝生を傷めないようにしてくれれば」と回答をしてくる人もいます。なので、一概に焚き火をしている人を常識外れな外道だと非難するわけにもいかずかな…と思いました。
ただ、ホームページ上にもチェックイン時に渡されるプリントにもしっかりと明記されていることなので、とりあえず私は焚き火をせずとも素敵な夜を過ごさせてもらいました!
その他ルール
ペット不可、花火禁止、ごみは全て持ち帰り。
京極町スリーユーパークキャンプ場 周辺施設
京極町スリーユーパークキャンプ場周辺は温泉や道の駅、そしてコンビニもあってまさに初心者向けの手軽なキャンプ場となっています。
京極温泉
キャンプ場と同じ敷地内にある温泉施設です。キャンパーとしては朝風呂があるともっと嬉しいですが、温泉が近くにあるとやはり便利です!
晴れていれば露天風呂から羊蹄山を見ることができる絶景風呂です。館内には休憩所や食堂もあり、我が家はチェックアウト後にもお湯をいただいて、そのままランチをして帰路につきました。
食堂でおすすめはフライドポテト!1つでは足りずに追加で注文してしまいました。
利用料金
大人(中学生以上) | 600円 |
小学生 | 300円 |
小学生未満 | 無料 |
営業時間
10:00~21:00(最終受付20:30)
※定休日は公式サイトにてご確認ください
ふきだし公園
ふきだし公園へはキャンプ場から徒歩圏内、遊具もあって子供達と散策をするのにはぴったりですよ!
売店でからのペットボトルの販売もしていますが、とてもお高い(500mLのペットボトル200円くらい)ので、容器を持参して羊蹄山で濾過された雨や雪が、ミネラルを含んだ名水を味わいましょう。
道の駅 名水プラザ
売店やレストランも併設されている道の駅です。
建物の並びには小さな売店も数件並んでいます。私は訪れたことがないのですが、奥の方にはジンギスカン屋さんもありました!
遊具
駐車場右手には立派な遊具があります。
この他に、小さなお子さん向けの遊具もあるので、キャンプの際にはぜひ訪れたいですね!
ただ、私が想像してたよりはちょっと距離がありました…徒歩で10分ほどでしょうか?
ちなみに、キャンプ場からはふきだし公園へトンネルを通っていけますが、正直素直に道路を言った方が早いです。(暗くて虫もすごかった)
まとめ
いかがでしたか?
京極町スリーユーパークキャンプ場は、市街地に近いので初心者に優しく、徒歩圏内に温泉や遊具もあり、キャンプ場周辺で1泊2日を満喫できる子連れには嬉しいキャンプ場です!
まとめとしては、
- 午前11時からチェックイン可能、チェックアウトも翌11時までで長く滞在できる
- それでいてテント一張り500円ぽっきりの安さが嬉しい
- 温泉まで徒歩圏内
- LAWSONまで徒歩圏内
- 遊具まで徒歩圏内(少し歩く)
- 晴れていれば羊蹄山ビューが最高!
- 芝生がふかふか
というメリットがあり、キャンプデビューのファミリーにはピッタリのキャンプ場だと思いました!
市街地が近いので、母子キャンプや女性のソロキャンプ、赤ちゃん連れでも安心してキャンプができるのではないでしょうか?(緊急時の諸機関が近いという意味で)
また、新型コロナウィルスの流行があって予約制になっていますが、当日でも空きがあれば入れるようです。当日予約なしで宿泊できるのは嬉しいですね!
デメリットとしては、
- 市街地が近くパークゴルフ場の隣で雰囲気が微妙
- 尻別川は近いが川遊びはできない(川に降りれない)
- 遊具まで思ったより遠い
- 羊蹄山が見えないと魅力が80%減
などがありますが、最大のデメリットは何といっても焚き火ができないことです!
真夏の「どうせ焚火なんてやらないぜ!」というくらい暑い日なんかは、ふきだし公園で涼みながらのキャンプも楽しいのではないでしょうか?
上手にメリットデメリットを理解して利用できれば、安価で長時間滞在できる、全面芝生の絶景キャンプ場なので、またぜひ利用したいと思えるキャンプ場でした!
1日中遊んでいられるキャンプ場なので、我が家も母子キャンの時にはまた利用したいと思います!今度は羊蹄山がスッキリ見えてると良いな~。川に降りれないのが残念でした。
本記事は、私が訪れた時点での当該施設の情報を私見を交えて執筆したものです。情報が古かったり、あるいは勘違い等により現在の情報とは相違がある場合もございますので、最新の情報を必ず公式サイトあるいはお電話で確認の上利用してくださいますようお願いいたします。
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