【初回投稿:2023年8月】
【最終訪問:2023年7月】
2023年7月下旬、キャンプをはじめた当初から「行きたい行きたい」と思っていた、洞爺湖町の財田キャンプ場を訪れました!
でも、とにかく予約を取るまでが大変なんだよね…!
大人気キャンプ場のため、予約開始の日はキャンプ場の予約サイトに全くつながらないほどで、なかなか予約が取れないのが難点。私も何度も挑戦しては挫折を繰り返すということが続きました。
それが何年か続いていたのですが、今年はなんとか予約が取れて、天気も良さそうだったので(暑すぎでしたが…!)やっと行くことができました。
そんな財田キャンプ場について、本記事では詳しく解説していきますので、私と同様やっと予約が取れて楽しみにしているあなたも、これから頑張って予約を取ろうとしているあなたも、ぜひ最後までお付き合いください。
財田キャンプ場 概要
財田キャンプ場は、洞爺湖の北岸にある、初心者にも使いやすいカフェが併設された大人気のキャンプ場です。
公式サイト
公式サイト親切度 ★★★☆
必要十分な情報を公式サイトから得られます。丁寧に入場の方法まで記載されていますので、キャンプ場に行く前にしっかり予習しておきましょう!
所在
〒049-5813 洞爺湖町財田6
札幌中心部からは中山峠を経由して2時間弱ですので、気軽に出かけられる距離ではないでしょうか?
キャンプ場最寄りにはコンビニはありますがスーパーというスーパーはなく、キャンプ場の売店も必要最低限なものしか売っていないので、買い出しをしっかり終えてから入場しましょう!
利用期間と時間
利用期間
4月下旬から10月下旬
利用時間
キャンプサイト
チェックイン 13:00~18:00
チェックアウト 11:00
コテージ
チェックイン 14:00~18:00
チェックアウト 10:00
日帰り
8:00~16:00
料金体系
財田キャンプ場は、利用者一人ひとりに料金が設定されている施設維持費に、各サイト利用料を加算して料金を計算します。(コテージのみ施設利用料設定なし)
施設維持費
宿泊
大人 1,000円
子供 500円
日帰り
大人 500円
子供 200円
サイト料金
宿泊
コテージ 20,000円
キャンピングカーサイト 3,300円
プライベートサイトA 2,200円
プライベートサイトB 1,100円
オープンサイト 1,200円
フリーサイト 800円(車1台に付き)
日帰り
キャンピングカーサイト 1,600円
プライベートサイトA 1,100円
プライベートサイトB 500円
オープンサイト 600円
フリーサイト 400円(車1台に付き)
予約方法
財田キャンプ場の予約は、公式サイト及び電話にて受付けています。
- 公式サイト 予約ページ
- 電話 0142-82-5777
予約はインターネット、電話共に2ヶ月前に当たる月の1日に枠が開放されます。
例えば、8月の予約は何日の分であろうと6月1日が予約開始日です。毎月1日はとにかく予約ページも電話も全然繋がらないので、気長に挑戦しましょう!
財田キャンプ場 設備とルール
ここでは、財田キャンプ場の場内の様子やその他ルールなどを紹介します。
全体図
実際現地に行ってみると、なるほど、よくできた全体図だな、と思いますが、未訪の方はなかなかその広さを実感できないと思います。
GoogleMapで確認するとこんな感じで、フリーサイトの広大さに圧倒されますね!
センターハウス
財田キャンプ場のセンターハウスは、受付、カフェ、水回り、の3エリアに分かれています。
受付
まずはセンターハウス横の広い駐車場に車を停め、センターハウスの受付でチェックインをします。収容人数が多いので、名前の他にどこに予約をしているか(フリーサイトやキャンピングカーサイトと)伝えると、スムーズです。
財田で嬉しいのは、どのスタッフさんもとっても親切でフレンドリーなこと!こちらまで嬉しい気持ちになって、ハッピーに過ごせます。
申込用紙に記入をして会計を済ませると、案内図がかかれた駐車許可証と、ゲートのリモコンを渡されますので、それでチェックイン完了です。
受付では、レンタル品の申し込みもできて、薪や新鮮野菜も販売していましたよ!
トイレ
センターハウスのトイレは主にプライベートサイトB利用者が使用しますが、後述するキャンピングカーサイト側トイレにはウォシュレットがないので、その他のサイトの方もこちらを利用している様子でした。
シャワー室
男女各トイレの中に、シャワー室があります。
オートロックになっているので今回中を見ることはできませんでしたが、利用する際は受付まで申し出ます。
コインランドリー
連泊したくなる素敵なキャンプ場なので、コインランドリーがあるのはやっぱり嬉しいですね!
カフェ
受付の奥にはカフェがあります。
ソフトクリームが人気なのか、ひっきりなしにお客さんが出入りしていました。
我が家はpizzaとポテト、そしてデザートを。
メニューはドリンク(アルコール)とデザートメインかな?朝早く(9時)から営業していたので、朝食っぽいメニューもあるかな?と思いましたが、そこは残念でした。
レンタサイクルもありました。
とにかくまぁ、何よりうれしいのは、生ビール!ジョッキをサイトまでテイクアウトして飲むことができることです!!
カフェの一角にはこじんまりした売店もあり、ちょっとしたものならセイコーマートに行くより近くて便利。
カフェもペット可ですし、売店にもわんちゃんのおやつが並んでいて、ペットフレンドリーなキャンプ場だなぁ、と思いました!
ゲート
ゲートはリモコンで下がり、自動で上がるので楽ちんです。ゲートの赤いランプが青に変わったら前進しましょう。
ゲート自体は22時以降翌7時までは利用しないように駐車許可証には書かれていますが、24時間稼働しているようです。
フリーサイト
ゲート(入り口)から最奥に位置するフリーサイト。小川を渡ると右手にゴミ置き場が見えるので、そこから先は全てフリーサイトです!
車は点在する駐車場に停めます。停める場所によってはセミオートのように利用している方達もいました。
公式サイトには記載なかったのですが、ターザンロープ側にも駐車場がありました。
場内を少し紹介します!
こちらは第1駐車場。先客がいなければセミオートで利用できるのが嬉しい。
画像奥に見えるのが自然体験ハウス。自然体験ハウスで予定があるご家庭なら、こちら側に設営すると利用しやすいです!
入口から入って第2から第3駐車場に向かう路上には、縦列駐車専用の駐車場も。
この辺は、湖まで小川が流れているので子供達の水遊びを見ながらのんびりできそう。
炊事場もトイレも近くて、ジメジメした感じもなく、フリーサイト利用するならここかな?というポイント。駐車場から距離があるのが難点。
湖で遊ぶにも良く、ジメジメもしてなさそうな第2駐車場(奥側)。
第2駐車場(奥側)は、使い勝手が良いのか一番混み合っているように感じました!
場所をガラッと変えて、少しワイルドなエリア。
湖に近く、湖遊びをするならこちらに設営するのが良いが、木々に覆われていて虫が多め、ジメジメしている感じでした。
水遊びができるポイントの真ん前なので、デイキャンプ利用の方も多いのか、チェックアウト時間を過ぎても混み合っていました。
最後は第3駐車場付近。
駐車場周りはこのようにオートキャンプ状態で利用できます。ここまで来ると、センターハウスのトイレも近くなります。
ごみ置場
フリーサイトの一番手前にごみ置場があります。
財田キャンプ場は分別をしっかりすれば、ごみをかなりの種類で受け入れてくれるのが嬉しいです。指定の袋もありませんので、しっかり分別してマナーよく利用しましょう!
トイレ
フリーサイトには2棟のトイレがあります。
広くてきれいなトイレ。
ユニバーサルトイレは男女各トイレに設置されていました。
炊事場
炊事場もフリーサイト内に3棟あり、どこに設営しても遠すぎるということはありませんが、第3駐車場側に設営した場合は、プライベートサイトBにある炊事場の方が近いかもしれません。
プライベートサイトA
財田キャンプ場で一番人気ではないか?と思われるのはプライベートサイトAの湖側です!
サイトから湖が見えます。
人気の理由が分かるロケーションですが、実際利用してみると、湖のほとりを周る遊歩道から近いことや、他のサイトの利用者がサイトの脇を通ることがあり、日中は少し落ち着かないかもしれません。
こちらは管理棟側。
裏側はキャンピングカーサイトになっているので、サイトとサイトが隣り合わせになる形になっています。
10m×10mとなっていますが、真ん中の芝生の無い部分が若干盛り上がっているので大型テントの方は少し苦労しそうでした。
プライベートサイトB
放射線状に並ぶサイトが特徴的なプライベートサイトB。ひとつの区画に2つのサイトがある形になっていて、サイトとサイトは白い柵や低い木でふわっと分かれていますが、狭さは否めません。
7m×7mは平坦で、隣のサイトとの区切りがない(=14m×7mのサイトのような区画)ので、お互いにテントの向く方向にかなり気を使わないと気まずくなりそうです。
グループキャンプする時には近くて良いかもしれませんが、大型テントのオーナーさんであれば、思い切って1区画全て(2サイト)予約するのが断然おすすめです!
センターハウスに近いのでトイレも安心、特にフリーサイトとの区切りに流れる小川は子供達が遊ぶのに最高なので、小川側を予約できれば湖にも近く、ファミリーにはおすすめですよ!
オープンサイト
プライベートサイトAの奥にあるのがオープンサイトです。こちらは全面気持ちの良い芝!車も芝生に進入して停めます。
管理棟側は裏側に土手があります。
オープンサイトも湖側が断然おすすめです!個人的にはプライベートサイトAの湖側より好きかも…
ただし問題はロケーションが良い奥側に行くと、トイレも炊事場も遠くなってしまうこと。特に小さなお子さんがいるとトイレの遠さは結構負担に感じるもしれません。
また、隣のサイトとの境は溝があるだけなので、お互いに気持ちよく利用できるようにマナーには気を付けたいですね!
キャンピングカーサイト
財田キャンプ場で唯一電源が利用できるサイトです。キャンピングカー以外でも利用している方もたくさんいました。
プライベートサイトA同様、中央部分が盛り上がっていて、5m幅しかありませんので、大型テントの設営は難しそうでした。
コテージ(ケビン)
寝具類がそろっていて嬉しいコテージは、湖側に大きなデッキがあり、非日常なぜいたくな時間が過ごせます。
ただし、乳幼児含む6名までが定員で、お値段はお高め、カラトリーやアメニティーの用意もありません。
トイレ
スポーツ交流館横のトイレは、キャンピングカーサイトやオープンサイト、プライベートサイトA利用の際は一番近いトイレになります。
こちらのトイレは、ウォシュレット付きの便座がなく、和式中心になっています。
あと数歩~数10歩歩けばセンターハウスのトイレまで行けるので、希望する場合はそちらまで行くのが正解です!
炊事場
財田キャンプ場には、フリーサイトに3棟、プライベートサイトB中央に1棟、プライベートサイトAとオープンサイトの間に1棟、合計4棟の炊事場がありますが、どれも大きく違いはありません。
ものすごく綺麗!というわけでもなく、お湯が出る!というわけでもなく、普通の炊事場です。
炭捨て場も各炊事場に設置されています。
ごみ置場
区画サイト側のごみ置場。こちらもフリーサイト側同様、皆さんマナーよく使っている印象でした。
収穫体験
プライベートサイトBには体験農園があり、どのサイトの利用者でも自由に利用することができます。
ナス、ピーマン、トマトが栽培されていて、お子さんたちがひっきりなしに収穫に訪れていました。
我が家も夜のバーベキューには子供たちが収穫したピーマンを食べさせてもらいました。当然新鮮でとてもおいしかったです!子供たちにも良い経験になりました。
その他ルール
直火禁止、花火は手持ちのみ、ペット可。早朝チェックアウト要相談。
財田キャンプ場 周辺施設
財田キャンプ場は、観光地である洞爺湖に所在しているので、周辺にはたくさんの観光スポットがあります。その中から、いくつか紹介します!
洞爺いこいの家
財田キャンプ場は洞爺湖温泉街までも近いので温泉施設は選べるほどたくさんありますが、こちらは町営の浴場。
隣に廃屋のようなホテルがあって最初驚きますが、休憩所は浮見堂も見える絶景なのでぜひ訪れてみて下さい!
シャンプーやボディーソープ類の備え付けはありませんので、各自持参しましょう!いざというときは売店でも販売しています。
料金
中学生以上 | 480円 |
小学生 | 140円 |
小学生未満 | 70円 |
営業時間
10:00~21:00(受付20:20まで)
所在
洞爺湖町洞爺町199番地
洞爺財田自然体験ハウス
こちらはキャンプ場に隣接する環境省のビジターセンターです。
様々な体験ができるので、キャンプの前後やキャンプ中にぜひ訪れてみてください。申し込み不要で参加できる体験も多数ありますよ!
無料で虫アミ、虫カゴ、魚捕アミ、カゴの貸出をしてくれるのも、子連れには嬉しいです。
営業時間
9:00~17:00(毎週月曜休館日)
所在
〒049-5813 洞爺湖町財田3
まとめ
いかがでしたか?
財田キャンプ場は、小川や湖で水遊びができて、収穫体験までできる、子連れファミリーにぴったりの過ごしやすいキャンプ場です!
まとめとしては、
- 整備されていて設備も場内も綺麗
- サイトの種類が豊富で自分に合ったサイトが選べる
- ネット予約ができる
- 小川や湖畔で水遊びができる
- カフェ併設で生ビールをサイトで飲める!
- 少し歩くと洞爺湖畔に出られて絶景
- ペットフレンドリー
- スタッフさんがみんな親切
- ごみを指定の袋無しで幅広く受け入れてくれる
- 収穫体験ができて、ほかにも地元野菜を販売している
などなど…おすすめポイントは書ききれないほど!地味にチェックアウトが10時でなく11時なのも私としてはメリットですね。
我が家としては、網走のてんとらんどや八雲のオートリゾートと並ぶほど気に入りました!
ただし、
- 遊具がない!(2023年7月現在ターザンロープも使用できない)
- 和式中心のトイレもあるので注意
- プライベートサイトAはテント床のように若干傾斜がある
- プライベートサイトBは隣り合わせに常識に相違がある人が来ると最悪の近さ
- オープンサイト奥はトイレが遠い(ただし絶景)
- コテージは割高に感じる(ただし絶景)
などがデメリットとしてあげられるでしょうか。夏場、水遊びができる期間なら良いけど、ターザンロープは使用不可で遊具がないのは残念だなぁ、と思いました。
我が家は夜間はフリーサイトに近づいてないので実態は分かりかねますが、口コミを見るとフリーサイトのマナー問題に触れられているものも見受けられるので、その辺はどうなのかな~?
そしてなんといっても最大のデメリットは予約が取りにくいということですね。
こればかりはしょうがありませんが、また頑張って予約を取って、存分に遊びまわりたい!と感じた財田キャンプ場でした!なにより真夏にサイトで飲める生ビール&子供たちが水遊びできるのが最高です!是非皆さんも訪れてみてくださいね。
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